業界に変革をもたらす!Alfree社CEOの取り組み

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氏名 秋澤幸太郎
肩書 株式会社Alfree 代表取締役 CEO
出生 1988年
略歴 東京理科大学理工学部機械工学科卒業後、新卒にてスズキ株式会社入社し制御ブレーキ実験チームにて自動車開発に携わる。2013年2月株式会社Alfree設立。
趣味 サッカー、フットサル
特技 料理(得意料理はブリ大根とカレーです)

—【編集部】これまでどんな事をされてきましたでしょうか。

—【秋澤】 大学卒業後、スズキに入社し、ブレーキ制御実験課という部署に配属されました。この部署は、現在の自動ブレーキのような技術を実験する部門です。希望を出してこの部署に配属されました。入社後の最初の1年間は研修期間があり、自動車会社では座学で学ぶこともありますが、最初の半年間は工場実習が中心でした。実際に工場に行ってラインに入り、実務を経験するというものでした。これが結構ハードで、半年間で7キロほど痩せました。とはいえ、現場の人たちと触れ合うことができたのは非常に大きな学びでした。現場の人たちは中卒や高卒の方も多く、最初は非常に厳しいと感じましたが、彼らとの交流を通じて、設計部署と工場の現場の間には大きな違いがあることを実感しました。設計しても、実際に製造する現場の人たちがいないと製品は完成しないということを痛感しました。

また、スズキの本社が静岡県にあり、初めて静岡で生活することになりました。元々、神奈川や千葉にいたので、静岡の生活には戸惑いがありました。土日にやることが少なく、イオンに行くかパチンコのような娯楽に行くかという選択肢しかなく、将来について自問自答することも多かったです。

それでも、スズキという大企業に入れたことは多くの学びがありました。大企業ならではの経験や、オフィスの環境、部署間の連携の難しさなどを実感しました。また、車の業界にはピラミッド構造があり、完成車メーカーの下に部品会社が連なっています。優秀な部品会社の人たちが新卒の私に対して非常に丁寧に接してくれるという業界の構造を肌で感じることができたのも貴重な経験でした。

—【編集部】現在の会社を入社した経緯をお聞かせください。

元々、起業したいという思いはありましたが、具体的にどんな事業を始めるかは決まっていませんでした。独立を決意した大きなきっかけとなったのは、先ほどお話しした工場実習の経験です。最初は必死についていくのが精一杯でしたが、次第に仕事に慣れ、無心で作業ができるようになりました。体が覚えている状態になり、その時間を利用して様々なビジネスアイデアを考えるようになりました。

工場の仕事はシフト制で、早番は朝8時から夕方3時まで、遅番は夕方4時から夜11時までという形でした。早番の時は仕事が終わってもすぐに寝ることができず、時間を持て余していました。そこで日経新聞を端から端まで読み、世の中の動きやトレンドに触れることで、起業に対する意欲がさらに高まりました。

その中で気付いたのは、SNSが盛んになり、投稿するために商品を買うという現象でした。これをビジネスチャンスがあると考え、SNSに投稿したくなるようなネタ商品を紹介するサイトを立ち上げることにしました。このビジネスアイデアが通用するかどうかを確かめるために、様々なビジネスコンテストに応募しました。あるビジネスコンテストで優秀賞を受賞し、自信を持つことができました。

こうした背景から、自分の会社を立ち上げることを決意しました。

—【編集部】今、どんなコトを任されていますか?

—【秋澤】 現在、大きく分けて二つの業務に取り組んでいます。一つは新規事業としてのフィットネス動画関連の業務、もう一つは既存のシステムおよびWeb開発事業の全体的なディレクションです。リソースの割合としては、フィットネスアプリに約6割、システム開発のディレクションに約4割を割いています。

—【編集部】会社や事業のどんなところを魅力的に感じられていますか?

まず、フィットネスの動画アプリについてですが、これを作った背景には特別な理由があります。私たちのWebサイト制作事業のお客様の一人に、ヨガの先生がいらっしゃいました。その方が経営困難でスタジオを閉鎖せざるを得なくなったことが、私にとって大きなショックでした。この出来事を通じて、フィットネスインストラクターやスポーツトレーナーの方々が経営面で非常に苦労していることを知りました。

そこで、こうした方々が収入を得られる仕組みを提供しようと考えました。私たちはITの知識を活かし、アプリを通じてこの仕組みを提供することを目指しました。このフィットネスアプリでは、インストラクターやトレーナーの方々が掲載料や登録料を支払う必要がありません。多くのフィットネスアプリでは固定の先生が決まっていることが多いですが、私たちのアプリでは多様な先生が登録でき、その結果として収入を得ることができる仕組みになっています。特定の一人の先生を豊かにするのではなく、業界全体の先生たちを豊かにすることを目指しています。

この点が、私たちの事業の大きな魅力であり、業界全体に貢献できると確信しています。

—【編集部】さて、ここで少し流れを変えて「20問20答」をさせてください。 私が質問を投げますので、考えずに、正直に、スグに答えてください。

Q1. 好きな漫画は?

A1. キングダムとBLUE GIANT

Q2. 人情派? 理論派?

A2.人情派です。

Q3. パン派ですか? ライス派ですか?

A3.ライスです。

Q4. 都会が好きですか? 田舎が好きですか?

A4. 都会です。

Q5. 保守的? 革新的?

A5. 革新的です。

Q6. 好きなミュージシャンは?

A6.ケツメイシ

Q7. これまでに仕事でやらかした一番の失敗は何ですか?

A7.大きな開発案件を受注したが、手違いにより大事故が起きた。

Q8. 犬派? 猫派?

A8.犬派です。

Q9. 現実派? 夢見がち?

A9.夢見がち

Q10. 今、一番会いたい人は?

A10.クリスティアーノ・ロナウド

Q11. 仕事道具でこだわっているのは?

A11.パソコンです。

Q12. どんな人と一緒に仕事したいですか?

A12.自分よりも優秀な方と仕事したいです。

Q13. 社会人になって一番心に残っている言葉は?

A13. タイミング イズ マネー

Q14. 休日の過ごし方は?

A14.新聞を読む

Q15. 好きな開発言語は何ですか?

A15.PHP、Ruby on rails

Q16. 仕事の中で一番燃える瞬間は?

A16. 嬉しい瞬間ですと契約が取れた時です。

Q17. 息抜き方法は?

A17.身体を動かして汗をかくことです。

Q18. 好きなサービスやアプリは?

A18.クックパッドと日本経済新聞紙面ビューアーアプリ

Q19. 学んでみたいことは?

A19.心理学。

Q20. 最後に一言

A20.会社の行動理念ですが「トラブルを楽しもう」

—【編集部】現在の会社で何を成したヒトと記憶されたいですか?

—【秋澤】 業界や会社の常識に一石を投じた人として記憶されたいです。何か新しいことを成し遂げ、「あの人は業界に変革をもたらした」と思われるような存在になりたいです。

—【編集部】最後に同様のキャリアを目指される方にアドバイスはありますか?

—【秋澤】 私の経験から言うと、キャリアプランをあまり立てずにスタートしても良いと思っています。私自身、大企業に入ってから様々なことに気づきました。まずは様々な経験をしてみることが重要です。

失敗しないためのアドバイスとしては、自分のキャリアプランを考えることや自己分析を行うことも大切だと思います。例えば、行動してから考えるタイプの人と、最初に考えてから行動するタイプの人がいますが、どちらが自分に合っているかを知ることが重要です。具体的には、まずは自分に合うものを探すこと、そして実際にやってみることが重要です。様々な経験を通じて、自分に合うものを見つけることが大きなポイントです。自己分析を通じて自分に合うことを見つけ、それに向かって行動することが成功の鍵だと思います。


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<取材・撮影・文/平林宏城 企画・構成/大芝義信>

<提供/株式会社グロースウェル>

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