会社のビジョンや文化、プロダクトの担い手としてコネヒトをリードするキャプテン!

163view
トップ > インタビュー 一覧
氏名 伊藤翔
肩書 コネヒト株式会社 取締役兼Captain
出生 1986年
略歴 慶應義塾大学総合政策学部卒業後、金融系のSIerやWeb系の開発会社でソフトウェアエンジニアの研鑽を積んだ後、Supershipに入社。2017年にグループ会社のコネヒトに出向し、2019年にCTOへ就任。現在は取締役兼Captainとして技術面にとらわれず、会社のビジョンや文化、プロダクトの担い手としてコネヒトをリード。
趣味 スポーツ観戦
特技 本を読むのが早いです。

取材・撮影・文/平林宏城 企画・構成/大芝義信

—【編集部】これまでどんな事をされてきましたでしょうか。

—【伊藤】 元々大学で映像制作やメディアデザインを学んでいたので、広告代理店や制作会社を希望していました。しかし、私の世代の就職活動の時期がリーマン・ショックが起こった時期であり、多くの企業が途中から新卒採用を行わなくなりました。特に広告系の会社は間口が狭まりました。このような背景があったため、もう少し幅広く他の業界も受けてみようと考えるようになりました。昔からモノづくりには興味があったので、IT系の企業も選考を受け始めました。結果として、スケールの大きいことにチャレンジしたいという思いもあり、金融系のSIer企業である日新ビジネス開発株式会社に入社しました。一社目、日新ビジネス開発株式会社では、銀行などに常駐してスケールの大きい案件を経験させていただきました。やりがいもあったのですが、規模の大きい案件ということもあり、分業が当たり前で設計、開発、テストなどに担当が分かれていました。私は、その中では設計の担当になることが多かったのですが、せっかくエンジニアになったので実装の仕事を増やしていきたいと思い始め、転職を決意し、ネオス株式会社に入社しました。Webエンジニアとして入社しましたが、Web開発以外にもスマホ開発など幅広く開発に携わらせていただきました。また途中からテックリード的な役割も担い、技術選定なども行っていました。ネオスは自社開発と受託開発が半々ほどの割合で自社開発にも関わりました。自社の開発に関わっていく中で、自分で事業を作るのは楽しいだろうと思うようになり、事業会社で優秀なエンジニアも多く集まっているSupership株式会社に転職しました。バックエンドエンジニアとして入社し、Q&Aサービスやnanapiというメディアの開発をメインに担当して途中からエンジニアリングマネージャーも担っていました。またSupership時代にいくつかのサービスのクローズを経験しました。非常に悔しい思いもありましたが、学びも非常に大きかったです。ユーザー数も一定あり、多くの方に利用いただいていましたが、それだけでは事業は成立しないことを痛烈に感じました。私はユーザーのために開発をすることが好きで、事業会社に入社してきましたが、それだけでは会社として事業が成立しないことを認識しました。この経験は、今のコネヒトでも常に意識しています。

—【編集部】現在の会社に入社された経緯をお聞かせください。

Supershipからの出向が、私がコネヒトに入るきっかけとなりました。Supershipでのサービス終了の時期と重なり、次のステップを模索していた時に、出向の話が持ち上がりました。コネヒトのサービスは、明確な価値を持っていると感じ、一度オフィスを訪れて社内を見学しました。その時、社内ではワークショップが開催されており、会社のミッションやママリのサービスの意義について議論されていました。その光景を目にし、全てのメンバーが真剣に取り組んでいる姿に魅力を感じ、出向の話を受け入れることにしました。

—【編集部】今、どんなコトを任されていますか?

—【伊藤】 経営の仕事が全体の5割から6割を占めており、主に中長期のビジョンや会社としての方向性を示しています。残りの4割は、プロダクトマネージャーのマネジメントやプロダクトを今後どのように伸ばしていくかについて、PdMと協力して考えたりしています。

—【編集部】会社や事業のどんなところを魅力的に感じられていますか?

一番は「あなたの家族像が実現できる社会をつくる」というビジョンだと考えています。このビジョンのKGIとして現在「希望の出生数と予定の出生数のギャップ数」を掲げていますが、コネヒトは少子化対策に取り組む会社ではありません。あくまでもユーザーである家族がありたいと願う家族像を叶えることが第一義にあり、ユーザーが起点となっている点がとても気に入っています。また、テクノロジーやエンジニアリングを大切にする文化があり、技術者としては非常にやりがいを感じる環境かなと思います。

—【編集部】さて、ここで少し流れを変えて「20問20答」をさせてください。 私が質問を投げますので、考えずに、正直に、スグに答えてください。

Q1. 好きな漫画は?

A1. H2

Q2. 人情派? 理論派?

A2. 理論派

Q3. パン派ですか? ライス派ですか?

A3. ライス派

Q4. 都会が好きですか? 田舎が好きですか?

A4. 都会

Q5. 保守的? 革新的?

A5. 革新的

Q6. 好きなミュージシャンは?

A6. NewJeans。

Q7. これまでに仕事でやらかした一番の失敗は何ですか?

A7. サイトリニューアル後に2週間ほどサイト止めたこと

Q8. 犬派? 猫派?

A8. 犬派

Q9. 現実派? 夢見がち?

A9.夢見がち

Q10. 今、一番会いたい人は?

A10. イーロン・マスク

Q11. 仕事道具でこだわっているのは?

A11. あまりないですね。

Q12. どんな人と一緒に仕事したいですか?

A12. 好奇心旺盛な人

Q13. 社会人になって一番心に残っている言葉は?

A13. 二つありますね。一つは、『死なないから死ぬ気で働け』もう一つは『仕事はマラソンだから、ずっと立ち続けることが大事』この二つが記憶に残っています。

Q14. 休日の過ごし方は?

A14. 子供と公園にいきます。

Q15. 好きな開発言語は何ですか?

A15. Go

Q16. 仕事の中で一番燃える瞬間は?

A16. トラブル対応。

Q17. 息抜き方法は?

A17. 漫画を読むこと。

Q18. 好きなサービスやアプリは?

A18. YouTubeとNetflix

Q19. 学んでみたいことは?

A19. 日本の歴史を学び直したいです。

Q20. 最後に一言

A20. 子供が生まれた際にママリを活用していただけると嬉しいです。私も自身の経験から、ママリが親にとって貴重な支援となることを実感しています。是非、お役立ていただけるようになれば幸いです。

—【編集部】現在の会社で何を成したヒトと記憶されたいですか?

—【伊藤】 私個人に紐づく形ではなく、コネヒトのおかげで、我々の事業ドメインでもある家族のあり方など社会が変わったと認識されることが望ましいと思います。

—【編集部】最後に同様のキャリアを目指される方にアドバイスはありますか?

—【伊藤】 目の前の仕事に一生懸命取り組むことが大切だと考えています。私自身、最初からエンジニアを目指してキャリアを築こうと決めたわけではありませんでした。偶然の出会いからキャリアが始まり、その過程で目の前の仕事に真摯に向き合い、積み重ねてきた結果、今のキャリアがあります。


\\ Cuval側のコラボ記事はこちら //


https://cuval.jp/category/interview/

COMPANY
企業 コネヒト株式会社 取締役兼Captain



コネヒト株式会社 取締役兼Captainにアクション