memchached
ディスクや SSDといったストレージにアクセスする事無くメモリ上にデータを展開するメインメモリデータベースと分類されるNoSQL。
2003年にリリース以降、キャッッシュやセッション管理の利用用途で多く利用されていたが、近年ではRedisを選択するケースが増加。
特徴
- メモリ上に展開されているため高速
- 様々なプログラミング言語からアクセス可能
- マルチスレッドアーキテクチャに対応
- 冗長化構成が弱い
- トランザクションが使えない
情報テーブル
提供源/会社名 | BSDライセンス |
---|---|
歴史 | 2003年にリリース |
業界トレンド | クラウド上でも利用できるため、Redisのシェアが高いものの引き続きニーズ有り。 |
情報分量 |
・十分 ・長く利用されている技術のため、Webサイト上の情報は多い |
技術選定ポイント |
・マルチスレッドの処理により、サーバのスペックを上げれば性能があがる ・シンプルなデータ構造向け ・長く利用されている技術のため経験者が豊富 |
導入会社 | - |
セキュリティ | memcached自体の脆弱性は年に数件発見されている。memcachedの利用方法の問題により脆弱性になる可能性もある。 |
料金 | 無料 |
技術者数 | 長く利用されている技術のため、利用経験者は多い。設計やシステム構築経験者は多くない。 |
技術・導入難易度 | シンプルな構成のため、技術の概念が理解出来れば難易度は高くない。 |
採用トレンド | - |
参考 |
https://aws.amazon.com/jp/elasticache/redis-vs-memcached/#Multithreaded_architecture https://shadeyankee.net/seo/web-history3/ |