組織が成長するきっかけを作る!ハコベル社システム開発部長の想い。

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氏名 平山貴之
肩書 ハコベル株式会社 システム開発部長
略歴 ゲーム会社の株式会社スクウェア(現在の株式会社スクウェア・エニックス)からキャリアをスタート。その後、友人が設立したベンチャー企業で受託開発やプロダクト開発に従事したのちに株式会社ディー・エヌ・エーに入社。広告システム開発やゲーム開発に携わった。2023年4月、ハコベル株式会社にジョイン。システム開発・運用部門の組織マネジメントを担当している。
趣味 船釣り

—【編集部】これまでどんな事をされてきましたでしょうか。

—【平山】 大学院卒業後、スクウェア社(現:株式会社スクウェア・エニックス)に入社したのは、スクウェア社のゲームのファンだったことももちろんありますが、大学院で形状モデリングを研究していたことが大きなきっかけでした。精密機械工学の分野で、CADなど計算機上で形状をモデリングする研究をしていたので、CGと近い分野だったのです。当時、研究所で接点があったので新卒の就職先について相談したことがきっかけで、スクウェアに入社することになりました。

その後、大学の同級生や研究室の同級生が「電脳隊」という学生ベンチャーを立ち上げていて、そのうちの2名が新しい会社を始めており、そこに私も誘われました。それがきっかけでスタートアップに参加することになりました。

当時はベンチャーキャピタル(VC)も今ほど多くなく、自己資金や受託開発で資金を回していました。本当に泥臭く、カオスな状況でしたね。まだ世の中の仕組みがわかっていない若造でしたが、非常に多くの良い経験をさせてもらいました。

ヘッドハンターからの声かけをきっかけにディー・エヌ・エーに入社しました。当時、前の会社で一つのプロダクトをやりきったタイミングでもあり、新しいチャレンジを考えていました。また、ディー・エヌ・エーには非常に優秀なタレントが揃っていて、当時は私が好きだった開発言語のPerlの世界のスーパースターがたくさんいたことも魅力的でした。約12年間強在籍しましたが、優秀な人が多く非常に刺激的な環境でした。多くのプロジェクトに関わる中で、自分も成長する機会が多かったです。

—【編集部】現在の会社を入社した経緯をお聞かせください。

前職である程度やりきった感があり、自分が作った組織が自律的に動くのを見届けることができ、手が空く時間が増えてきました。その時、私は47歳でした。自分の周りでも、ある程度キャリアを積んだ友人たちが小さな会社に行き、立ち上げや急拡大をサポートする姿を見て、自分もそういうチャレンジをしたいと考えるようになりました。また、50歳を過ぎると新しい挑戦を見つけるのが難しくなると思ったので、今がその時だと感じて転職を考え始めました。

いくつかオファーをいただいた中で、ハコベルが一番面白そうで可能性が大きいと感じました。自分の力で結果が左右される幅が一番大きく、成功するにしても失敗するにしても挑戦しがいがあると感じたのです。また、ラクスル(※ハコベルはラクスル社の一事業部としてスタート)には優れたタレントが揃っていること、そして事業として社会貢献ができる部分にも魅力を感じました。実は、ラクスルグループに旧知の方がおり、そのリファラルを通じてハコベルにたどり着いたという経緯もあります。

前職のヘルスケア分野で社会課題に取り組んでいた経験から、物流という領域に社会貢献の面でも非常にやりがいを感じ、ハコベルに入社を決めました。

—【編集部】今、どんなコトを任されていますか?

—【平山】 基本的には組織マネジメントが中心で、組織が力を発揮するために必要なことを何でもやっています。中でも採用が業務の半分以上を占めています。そのほかには、組織がうまく回っているかのチェックや、各自の目標設定と評価、仕組み作りも担当しています。

また、事業の取り組みや各プロジェクトの進行状況を確認し、課題があれば解決策を講じています。さらに、経営会議メンバーとして経営会議にも参加し、投資的な観点からの意見を述べたり、重要な意思決定に関わっています。

—【編集部】会社や事業のどんなところを魅力的に感じられていますか?

これまでインターネットやソフトウェアによるサービスに関わることが多かったのですが、物流は一線を画した世界です。物流の世界にはまだまだアナログな部分が多く残っています。しかし、そういった領域において、ITの世界で当たり前とされている技術を適用することで、関わる人々を幸せにできる場面が非常に多いと確信しています。

特に、ハコベルの事業には多様なステークホルダーが関わっていますので、多くの人々のニーズに応えることができます。例えば、ドライバーさんや荷主さん、物流受託会社さんなど、関わる人々の数が多いため、それぞれの課題を解決することで多くの人を幸せにできるという点が魅力です。私たちのビジョンに基づいてプラットフォームを作っていくことで、ステークホルダーの皆さんを幸せにしていけることが大きなやりがいです。

—【編集部】さて、ここで少し流れを変えて「20問20答」をさせてください。 私が質問を投げますので、考えずに、正直に、スグに答えてください。

Q1. 好きな漫画は?

A1. 進撃の巨人

Q2. 人情派? 理論派?

A2.どちらかと言えば、理論派です。

Q3. パン派ですか? ライス派ですか?

A3.ライス派です。

Q4. 都会が好きですか? 田舎が好きですか?

A4.都会です。

Q5. 保守的? 革新的?

A5.革新的です。

Q6. 好きなミュージシャンは?

A6.サザンオールスターズ

Q7. これまでに仕事でやらかした一番の失敗は何ですか?

A7.組織マネジメントが上手くいかずに撤退したことです。

Q8. 犬派? 猫派?

A8.犬派です。

Q9. 現実派? 夢見がち?

A9.現実派

Q10. 今、一番会いたい人は?

A10.

Q11. 仕事道具でこだわっているのは?

A11. 4Kモニターと椅子。

Q12. どんな人と一緒に仕事したいですか?

A12.良い意味で技術を手段として割り切って使うエンジニア。

Q13. 社会人になって一番心に残っている言葉は?

A13.前職のDeNA南場さんの『コトに向かう』は心に残っていますね。

Q14. 休日の過ごし方は?

A14.ゲームや魚釣りか料理をすることが多いです。

Q15. 好きな開発言語は何ですか?

A15. いろんな言語に触れてきましたが、これまでに一番手に馴染んだのはPerlです。

Q16. 仕事の中で一番燃える瞬間は?

A16.見通しが見えなかったときの計画が立った時。

Q17. 息抜き方法は?

A17.船釣り。月に1,2回行っています。

Q18. 好きなサービスやアプリは?

A18.マネーフォワードとあすけんダイエットです。

Q19. 学んでみたいことは?

A19.マーケティングを学びたいです。

Q20. 最後に一言

A20.そんなに心配しなくても大抵のことは上手くいくし、死にはしないよ。

—【編集部】現在の会社で何を成したヒトと記憶されたいですか?

—【平山】 組織が成長するきっかけを作った人として記憶されたいと思います。組織の成長の仕組みを作ることもさることながら、その元となるきっかけを作った人としてです。

—【編集部】最後に同様のキャリアを目指される方にアドバイスはありますか?

—【平山】 そうですね、自分の100%を出し切ってやり遂げることを継続してほしいです。私がこの年齢になって思うのは、いろいろな状況でこれまで出会った人と再会するのですが、その際にその時々で精一杯やってきたことのおかげで、素晴らしい再会になることが多い、ということです。例えば、何か大きな挑戦があった時、その瞬間を全力で取り組むことです。その時々で精一杯やっていたことが、後で振り返った時に恥ずかしくない行動になります。だから、自分で後から見て恥ずかしくない行動を取るようにすると良いと思います。


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【クレジット】

・取材・撮影・文/平林宏城 企画・構成/大芝義信

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