テクノロジーを活用して事業を成長させるCTOが語る組織とは。

1,048view
トップ > インタビュー 一覧
氏名 永井勝一郎
肩書 コネヒト株式会社 CTO
出生 1984年
略歴 日本大学法学部を卒業後、新卒でシステムコンサルタントとしてキャリアをスタートし、さまざまな業界でシステムの開発/運用を経験。その後、株式会社一休で、インフラエンジニアとして「一休.com」の開発/運用に取り組む。2017年5月にコネヒトにジョイン。コネヒトでは、インフラエンジニアとしての業務をメインに、データや機械学習といった分野にも幅を広げる。テクノロジーで事業や組織を成長させることを自身のミッションとし、機械学習チームやテクノロジー推進部の立ち上げを行い、リーダーや部長を経て、2023年10月からCTOに就任。
趣味 お酒を飲むこと
特技 資料作成のスピード、社内で一番インフラの知見があること。

取材・撮影・文/平林宏城 企画・構成/大芝義信

—【編集部】これまでどんな事をされてきましたでしょうか。

—【永井】 文系出身でしたので、新卒で株式会社ベイカレント・コンサルティングに入社しました。入社後、配属先が決定するのですが、これが大きな分岐点でした。システムコンサルタントとビジネスコンサルタントに分かれ、私はシステムコンサルタントに配属されました。3ヶ月の研修期間を経て、本格的にプログラミングを学ぶことになりました。この経験が私のエンジニアキャリアのスタートでした。一社目の株式会社ベイカレント・コンサルティングでは、システムコンサルタントとして案件に関わっていました。そのため、主にインフラ案件を担当しました。しかし、3年間の勤務中に、案件への継続的な関与が難しいことに歯痒さを感じました。特に、プロパーと外部委託先ではインフラに関わる権限が異なり、これが課題でした。そのため、事業会社での新たな挑戦を求め、株式会社一休に転職しました。入社当初は、Webシステムに関する知識が圧倒的に不足していたため、自社サービスの運営に必要なスキルを習得するために努力しました。一休は当時まだ小規模であり、社長やビジネスメンバーとエンジニアの距離がとても近い環境でした。この環境で、様々な経験を積むことができました。7年間の在籍中には、インフラ領域において広範な知識を身につけ、OSSを利用したインフラ構築やオンプレミスからクラウドへの移行などのプロジェクトにも携わりました。一休時代の上司や仲間には非常に恵まれたと思っています。自分でいうのもあれですが、スキルが圧倒的に不足していたので、結構私を育てるのは大変だったろうなと思います。エンジニアとしてはもちろんですが、事業会社で働くということを徹底的にロジカルに教え込まれ経験させてもらいながら、適度なストレッチ目標で引き上げてもらったことに感謝しています。今でも1年に1回程度、その時の上司や仲間とは連絡を取り合っていますね。

—【編集部】現在の会社に入社された経緯をお聞かせください。

コネヒトの初代CTOである島田氏(2019年に退任)とは、Wantedlyを通じてのご縁で出会いました。出会ってからは、一定の頻度で連絡を取り合い、1年ほどの間、交流を続けていました。当時は転職活動を行っているわけではありませんでしたが、3ヶ月に1回程度のペースで、ミッションや開発組織について詳しくお話を伺う機会がありました。また、他のメンバーとも会って実際に働いている方々の雰囲気も知ることができました。一休に残るか、それともコネヒトに転職するか、という二つの選択肢の中で、最終的に新しい環境でチャレンジしてみることを決断し、コネヒトに入社しました。

—【編集部】今、どんなコトを任されていますか?

—【永井】 現在、私の業務の約50%は、個人および組織のマネジメントに関わるものです。今期から一部事業の責任者も担うことになり、新たな分野に対する理解を深めるため、日々学び続けています。さらに、経営チームの一員として、経営に関連する業務にも約30%の時間を割いており、残りの20%は技術マネジメントに注力しています。

—【編集部】会社や事業のどんなところを魅力的に感じられていますか?

まず、弊社のプロダクトであるママリが、日常的に多くのユーザー様にご利用いただき、活発なQAが繰り広げられるコミュニティを有している点を最大の魅力と捉えています。この強固なコミュニティが、私たちコネヒトの根幹をなし、「あなたの家族像が実現できる社会を作る」というビジョンの達成へ向けた原動力となっています。開発においては、「いかに素早くユーザーに価値を提供できるか」という点を重視し、アジャイルな開発手法を採用。小規模から始め、ユーザーフィードバックを踏まえながら、価値の高いプロダクトへと迅速に進化させるイテレーションの速度を大切にしています。

また、スプリントレビューにエンジニア以外のステークホルダーも積極的に参加する仕組みを作ることで、社内の多様な意見をプロダクト開発に反映し、企業全体としてのプロダクトへのオーナーシップを醸成する取り組みも進めています。

—【編集部】さて、ここで少し流れを変えて「20問20答」をさせてください。 私が質問を投げますので、考えずに、正直に、スグに答えてください。

Q1. 好きな漫画は?

A1. キャプテン翼

Q2. 人情派? 理論派?

A2. 理論派

Q3. パン派ですか? ライス派ですか?

A3. ライス派

Q4. 都会が好きですか? 田舎が好きですか?

A4. 田舎

Q5. 保守的? 革新的?

A5. 革新的

Q6. 好きなミュージシャンは?

A6. ケツメイシ。

Q7. これまでに仕事でやらかした一番の失敗は何ですか?

A7. オペミスでサイトを壊したこと

Q8. 犬派? 猫派?

A8. 犬派。

Q9. 現実派? 夢見がち?

A9.現実派

Q10. 今、一番会いたい人は?

A10. 大谷 翔平

Q11. 仕事道具でこだわっているのは?

A11. メモアプリ

Q12. どんな人と一緒に仕事したいですか?

A12. 熱量高く、突っ走れる人。

Q13. 社会人になって一番心に残っている言葉は?

A13. 一休時代、『勝(ショウ)ちゃん』と呼ばれていたのですが、『勝ちゃんなら大丈夫だよ』と肯定してくれていたのは印象に残っていますね。そのおかげもあり色々とチャレンジできました。

Q14. 休日の過ごし方は?

A14. 子供とサッカーしています。

Q15. 好きな開発言語は何ですか?

A15. Python

Q16. 仕事の中で一番燃える瞬間は?

A16. 『これだ』と自分の中でいけるぞと思った時。

Q17. 息抜き方法は?

A17.お酒(ビール)を飲むこと。

Q18. 好きなサービスやアプリは?

A18. JRA-VANとKindle

Q19. 学んでみたいことは?

A19. 経営を体系的に学びたいです。

Q20. 最後に一言

A20. コネヒトでは、データをビジネスに活かすことに大きな価値を見出しています。技術を駆使してデータを有効活用し、ビジネスにつなげていくことは非常に魅力的です。データを活用して事業を成長させるために共感いただける方と一緒に働けることを望んでいます。

—【編集部】現在の会社で何を成したヒトと記憶されたいですか?

—【永井】 機械学習や生成AIなどの技術を活用して、事業をしっかりと拡大させる基盤を構築した人物として認識されたいと思います。

—【編集部】最後に同様のキャリアを目指される方にアドバイスはありますか?

—【永井】 とにかく挑戦することが大切ですね。初めは手探りで何をすればいいのかわからないことも多いかもしれませんが、積極的に取り組んでいくうちに学びがストックされ、それが線となり、結果キャリアは出来ていくと思うので、まずは行動することが大事だなと思っています。。特に若手の方には、目の前に転がってくるチャンスを逃さず積極的に挑戦することをおすすめします。


\\ Cuval側のコラボ記事はこちら //


https://cuval.jp/category/interview/

COMPANY
企業 コネヒト株式会社



コネヒト株式会社にアクション