エンジニアの枠を超えてロールを広げている斉藤健太。目指すは個々の価値観や強みを発掘し、活かし続けられる社会を創り上げること

—【編集部】早速ですが、これまでどんな事をされてきましたでしょうか。

—【斉藤】 専門学校卒業後、新卒でSier受託開発会社へ入社しました。そこでは主に大手通信会社向けの業務システム（BtoB）の開発を行っており、PG→SE→PMのようなキャリアステップを経験しました。その後、サイバーエージェントグループの子会社であるウエディングパークへ転職。エンジニアリングマネージャーとして、自社事業開発を行いながら20名規模のエンジニア組織作り、メンバー育成をミッションとしています。経験した領域は、バックエンド／QA／SREです。

—【編集部】現在の会社に入社された経緯をお聞かせください。

—【斉藤】 前職では、エンジニア組織におけるマネジメントをたくさん学ぶことができ、「既に確立された組織を安定させていく」ような部分はかなり自身を付けることができました。それと同時に何もない0→1の環境で自分の力が通用するのか？試してみたい気持ちも同時に出てきました。それもあり当時は CTO養成講座に通い始めて、「経営×技術」の領域を学んでいました。 そのタイミングで、偶然にもポジウィルとの出会いがあり、スタートアップ一人目のエンジニアを探しているという私にとっては絶好のチャンスが飛び込んできたことから、入社をしてチャレンジすることを決めました。

—【編集部】代表や上長とのエピソードがあればお願いします。

—【斉藤】ポジウィルとの出会いは、実は私が顧客として無料カウンセリングに申し込んだことがきっかけとなっています。面談を担当してくれた岡から「代表の金井と話してほしい」と繋いでもらい気がついたら採用選考フローに乗っているというアクシデント？がきっかけとなっています。（笑）そこから何度か話を重ね「何かプロダクトを作って欲しいとかはないけど、これからはテクノロジーの力が必要になる気がする！」という金井の起業家特有の嗅覚を信じ、入社を決意したという流れになります。

—【編集部】今、どんなコトを任されていますか？

—【斉藤】 現在は、いわゆるCOOとしてのビジネスサイド、CTOとしてのプロダクトサイドの両面の責任者というミッションを持っています。もちろん経営として経営企画や財務、組織や採用にも関わっています。とにかく変に役職役割に囚われずに「やれることは全部やる！」というスタイルを大切にしています。

—【編集部】会社や事業のどんなところを魅力的に感じられていますか？

—【斉藤】組織では、POSIWILL CAREERという事業を本気で必要としてくれているメンバーが多い環境であるということです。自分がいいと思ったものを信じる力が強いという意味では、素直すぎて心配になるくらいですが、そういうメンバーに囲まれて会社経営ができるのはとても幸せなことだと感じます。事業では、完全に個人に向き合い、時流に沿った社会課題を解決しようとしていること。これに尽きると思います。エンジニアとしてもテクノロジーファーストではなく、人が介在することに価値があるビジネスに、どうテクノロジーを融合してシナジーを生むか。このテーマは意外と事例も少なく、新しいマーケットを作っているからこそ、対峙できる課題だなと思っています。

—【編集部】さて、ここで少し流れを変えて「20問20答」をさせてください。 私が質問を投げますので、考えずに、正直に、スグに、答えてください。 答えやすい質問の中に、ちょっとだけ答えづらい質問が混ざってるかもしれませんよ（笑）。

Q1. 好きな漫画は？

A1. スラムダンク（実はあまり漫画を読まないです…オススメあれば教えてください！）

Q2. 人情派？ 理論派？

A2. 理論派（最近どっちなのか迷走中）

Q3. パン派ですか？ ライス派ですか？

A3. ライス派

Q4. 都会が好きですか？ 田舎が好きですか？

A4. 都会が好き

Q5. 保守的？ 革新的？

A5. 意図的に革新的にしている保守的な人

Q6. 好きなミュージシャンは？

A6. 嵐

Q7. これまでに仕事でやらかした一番の失敗は何ですか？

A7. 開発環境のサーバーを全消しした（rm -rf *）

Q8. 犬派？ 猫派？

A8. 犬派

Q9. 現実派？ 夢見がち？

A9. 現実派

Q10. 今、一番会いたい人は？

A10. 未来に出会うであろう運命の犬か猫

Q11. 仕事道具でこだわっているのは？

A11. モニター（34インチ）

Q12. どんな人と一緒に仕事したいですか？

A12. 常にポジティブで細かすぎない人

Q13. 社会人になって一番心に残っている言葉は？

A13. 「君はエンジニアっぽくないね。」という言葉から、その枠に留まらないほうが良いのではと思い始めました。（笑）

Q14. 休日の過ごし方は？

A14. 子供が3人いるので、家族と過ごすことが多いです！

Q15. 好きな開発言語は何ですか？

A15. Java（初めて学んだ言語）

Q16. 仕事の中で一番燃える瞬間は？

A16. 事業も個人も乗り越えるべきギャップを見つけた時（=ノビシロが見つかる）

Q17. 息抜き方法は？

A17. その時に欲しい物を買う！

Q18. 好きなサービスやアプリは？

A18. YouTube、Fitbit（スマートウォッチ連動アプリ）

Q19. 学んでみたいことは？

A19. 健康維持するために体のメカニズムに興味があります！

Q20. 最後に一言

A20. 1つでも一致するものがあれば、ぜひ交流しましょう！

—【編集部】現在の会社で何を成したヒトと記憶されたいですか？

—【斉藤】 スタートアップでチャレンジしているからには「会社や事業の中心的な存在であった」と後から思ってもらえるような成果を積み上げていきたいと思っています。もう少し大きい話をするなら、もっと日本の生きやすさであったり、個人個人の価値観や強みを発掘し、活かし続けられる社会を創り上げた、加速させた一人（＝会社）であるという記憶をされるように世の中へインパクトを創出していきたいと思っています。

—【編集部】最後に同様のキャリアを目指される方にアドバイスはありますか？

—【斉藤】 私はどちらかというと、Will型（やりたいこと）のキャリアではなく、Must型（やらなければならないこと）をベースに形成してきたキャリアだと思います。世の中的にはWillが注目されますが、全員がそうであるとは限らないので、まずはMustに目を向け、Can（できること）を増やすと、自然とWillがアップデートされてくると思います！あとは、やはり自分自身が感じた直感を大切にキャリアを選択していくということを大切にして頂きたいと思っています。私もポジウィルに入社のきっかけは、本当に偶然なことから機会が生まれ、今はエンジニアの枠を超えてロールを広げることができています。（入社する前はエンジニア以外の職種に関わるということは想像もしてなかったです。）なので頭で考えることも必要ですが、ご自身がビビッと感じたらそれを信じて素直に行動するということをオススメします！