在りたい姿はデジタル空間を拡張し続けているヒト、自らがモデルケースを目指す

306view
トップ > インタビュー 一覧
氏名 坂田聖史
肩書 株式会社Gizumo CTO
出生 1986年
略歴 人材系ベンチャー企業にてエンジニアを育成する人材開発事業の立ち上げに携わる。エンジニアの教育を行いながら受託開発を経験。自社サービスの設計・開発からローンチまで経験し、独立。その後、株式会社Gizumoの企業理念に共感し、ジョイン。現在、株式会社Gizumo取締役としてエンジニアの教育と主にPHPを使った受託開発に従事。2019年、子会社の「学習プログラミングプラットフォームDonbler」のCTOとして参画。新サービスを0からローンチまでの構築に携わる。
趣味 プログラミング、ボウリング、書店巡り
特技 フットワークが軽いこと

—【編集部】早速ですが、これまでどんな事をされてきましたでしょうか。

—【坂田】最初のキャリアとしては、ウェブ制作やシステム開発の受託開発を行いながら、エンジニア教育事業に携わりカリキュラム設計、作成を行っておりました。また、自らメンターとして技術を教えておりました。その後、自社サービスが立ち上がり、サービスサイトやクライアントとデータ連携するためのシステムの構築と運営の責任者をしておりました。ベンダーとのやり取りも行なっておりました。前職は専ら受託開発で、企画段階のプロジェクトに最初から入らせていただき設計から開発、運用を行ったり、得意分野が違う企業と協業して、開発工程の一部であるコーディングやプラグイン開発のみを受注したりしてました。全体的には、サービスローンチまでの開発を数多く経験させていただきました。

—【編集部】現在の会社に入社された経緯をお聞かせください。

—【坂田】いろんなプロジェクトに携わらせていただく中で、代表の井上と一緒になる機会がありました。エンジニア教育の経験と、幅広い領域に対する知見が、立ち上げ初期のGizumoにマッチしていたこともあり、熱心にアプローチいただきました。教育に対する熱意に感銘を受けたことで入社を決意しました。

—【編集部】代表や上長とのエピソードがあればお願いします。

—【坂田】入社を決める時期と並行して、受託開発が多忙を極めていたため、Gizumoの若手エンジニアのリソースを短期で協力いただく機会がありました。独立した当初は、自分自身のスキルアップに専念したいという思いから、教育から離れて受託開発の道を選び、寝る間を惜しんで実装していたのですが、久し振りに若手の方へのフォローやレクチャーを行うことで、教育に対して再熱したのも大きな要因ですね。

—【編集部】今、どんなコトを任されていますか?

—【坂田】ミッションにある、新たな事業を創出するための環境をつくり、事業ドメインを拡大することに注力しています。主に取り組んでいることは、自社プロダクトの構築と受託開発事業の拡大になります。具体的には、開発の各工程を徹底的に仕組み化することで、社員のスキルや経験に左右されずに、成果物の質を担保することができます。仕組み化するためには、ナレッジが数多く必要になります。新たなツールや開発手法を取り入れたり、技術的なチャレンジを行う機会を増やすことが求められます。そのため、プロダクトを開発し、リリース後も長期間にわたり運営・メンテナンスできる環境づくりが一番の近道であると考えました。また、自社にプロダクトがある環境で働きたいという思いがエンジニアにはあるため、自社プロダクトの構築は特に注力しています。

—【編集部】会社や事業のどんなところを魅力的に感じられていますか?

—【坂田】 ビジョンにある「人の未来を創る。」にある通り、社員の成長に対して全員がちゃんと向き合っているところかなと思います。できなかったこと、失敗したことに対して徹底的に振り返りますし、今後できるようになるためのアクションも欠かしません。教育事業が軸にあるからというのは大きな要素かもしれませんが、企業の文化として根付いているからこそできているのかなと感じます。あとは、チャレンジできる環境であることだと思います。年に一度、ピッチコンテストを開催して新規事業立ち上げのプレゼンを行うことができます。参加者の投票により優勝者が選ばれ、実際に事業化するための権利が獲得できます。そこから先は、サービスのブラッシュアップが行われ、実際に事業化されたサービスがDonblerになります。そういった人の未来に対してバックアップする環境が最大の魅力ですね。

—【編集部】さて、ここで少し流れを変えて「20問20答」をさせてください。私が質問を投げますので、考えずに、正直に、スグに答えてください。答えやすい質問の中に、ちょっとだけ答えづらい質問が混ざってるかもしれませんよ(笑)。

Q1. 好きな漫画は?

A1. サンクチュアリ

Q2. 人情派? 理論派?

A2. 人情派

Q3. パン派ですか? ライス派ですか?

A3. お米で育ってきたのでライス派です

Q4. 都会が好きですか? 田舎が好きですか?

A4. 年々田舎が恋しくなってきてます。

Q5. 保守的? 革新的?

A5. 保守的なことが多いですが、技術領域は革新的だと思ってます

Q6. 好きなミュージシャンは?

A6. i-dep

Q7. これまでに仕事でやらかした一番の失敗は何ですか?

A7. あるプロジェクトで納期が近くなってきたときに、コード管理をほとんどできてない状態で、開発環境のコードをすべて消してしまったことですね

Q8. 犬派? 猫派?

A8. 犬派です

Q9. 現実派? 夢見がち?

A9. 現実派

Q10. 今、一番会いたい人は?

A10. よく新宿のルノアールで朝まで一緒に勉強してたエンジニアの友達ですかね

Q11. 仕事道具でこだわっているのは?

A11. キーボードですかね。HHKBが大好きです。あと、SKKがないと文字入力ができません。

Q12. どんな人と一緒に仕事したいですか?

A12. 未知の領域に対して同じ方向を向いてできる人です。大変な時を一緒に過せるかどうかが凄く大事です。

Q13. 社会人になって一番心に残っている言葉は?

A13. 「自分で自分の限界を引くな」というのを働きだしたときの先輩に言われた言葉ですね。今もよく脳内再生されます。

Q14. 休日の過ごし方は?

A14. 暇があれば本屋によく行きます。あとは、ドラマやアニメみたり娯楽を楽しむようにしてます。

Q15. 好きな開発言語は何ですか?

A15. 一番書いてきたPHPですが、最近はTypeScriptも好きですね。

Q16. 仕事の中で一番燃える瞬間は?

A16. 未知の領域にチャレンジしている瞬間ですね。

Q17. 息抜き方法は?

A17. Audible聞きながらウォーキングか、バラエティ番組とか観たりして沢山笑うことですかね

Q18. 好きなサービスやアプリは?

A18. サービスとしてはGithubとTailscaleとAudible、アプリとしてはOmniPlanが好きです

Q19. 学んでみたいことは?

A19. インフラやアーキテクチャについてより学びを得たいです

Q20. 最後に一言

A20. コーヒーブレイクの質問に瞬時に答えられる瞬発力がほしいと思いました(笑)

—【編集部】現在の会社で何を成したヒトと記憶されたいですか?

—【坂田】ミッションに、デジタル空間を拡張し続けるとありますが、そのモデルケースとして自分が記憶されるような存在になりたいですね。エンジニアになりたいという気持ちで弊社に入社される方が多いです。スクールに通って学習されている方もいれば、独学で学習されている方もいます。目指すべき目標となる人が近くにいて、相談ができ、フィードバックが得られる環境であることは成長速度が全然違ってきます。自分も、最初はもちろん未経験からのスタートでした。ただ、環境が整っていなかったので、回り道も多く経験してきました。時に回り道をすることも大事だとは思っていますが、できる限り最短の道を通って成長していただきたいので、道標となる存在になりたいですね。

—【編集部】最後に同様のキャリアを目指される方にアドバイスはありますか?

—【坂田】広い技術領域をカバーする必要があります。そのためにまずは、自信が持てる技術領域を確立することだと思います。自信が持てる状態になるためには、経験を積み、徹底的に調査し理解する必要があります。この一連の経験があることで、横展開が可能になり効率良く扱える技術領域を増やすことができます。広い領域をカバーできることでよかったエピソードとしては、初回商談時に参加させていただく機会が圧倒的に増えるため、プロジェクトに最初から携わる機会が多いです。リスクに対して言及したり、どこに工数がかかるのかなど最初にわかることで、意思決定がスムーズになり、必要とされる機会が増えます。そうして、システム全体を俯瞰する役割を担うようになるのかなと思います。

COMPANY
企業 株式会社Gizumo
所在 渋谷区渋谷3-28-15
URL https://gizumo-inc.jp/



株式会社Gizumoにアクション