タイミーCPOの視点から見たエンジニア組織の変容

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氏名 山口徹
肩書 株式会社タイミー 執行役員CPO
出生 1976年
略歴 東京工業大学中退後、2003年にWeb制作会社でエンジニアキャリアを開始。2005年にガイアックスに入社し、リードエンジニア、マネージャーを務める。2007年にサイボウズ・ラボでR&Dエンジニアとして研究に従事。2009年にディー・エヌ・エーに入社し、Mobageやスマートフォンアプリの開発を推進。2015年に事業副本部長、2016年に専門役員に就任。2018年にスポーツ事業本部システム部部長に。2020年にベルフェイス入社、CTO兼CPOを兼務し、2021年に取締役執行役員就任。個人として、マギステル代表取締役で複数の技術顧問を兼任。現在は株式会社タイミー執行役員 CPO。
趣味 料理、漫画
特技 カクテルを作れること

取材・撮影・文/平林宏城 企画・構成/大芝義信

—【編集部】これまでどんな事をされてきましたでしょうか。

—【山口】 独学でプログラミングを学び、ソフトウェアエンジニアとしてのキャリアをスタートしました。 その後、エンジニアコミュニティで知り合ったガイアックスの方に誘われ、転職を検討していたこともあり、興味を持って転職しました。ガイアックスでは約2年間、さまざまなプロジェクトに携わりながら、オープンソースコミュニティなどとも交流する機会がありました。自らも発表する機会があり、ギークな環境での仕事に魅力を感じ、記念受験のつもりでサイボウズ・ラボを受験しました。最初は受からないと思っていましたが、合格したことに驚きました。サイボウズ・ラボではR&Dに2年間従事しましたが、事業やユーザーとの関わりを持ちたいという思いが再確認され、その後、ディー・エヌ・エーに入社しました。

私は元々SNSが大好きであり、当時未開拓のゲームプラットフォームであるモバゲーを作ることに興味を持ち、入社を決意しました。実際にはモバゲーのオープンプラットフォームやソーシャルゲームの基盤システムを構築しました。また、任天堂との資本業務提携の中で、ワールドワイドなプラットフォームを構築するプロジェクトにも関わりました。これらのプロジェクトを経て、スタートアップに挑戦する機会が訪れたと感じ、ディー・エヌ・エー時代に役員で一緒だった小林賢治さんが設立したファンドの投資先であるベルフェイスを助けてくれないかとお声をいただき参画しました。最初はCTOとして入社しましたが、途中からCPOの役割も担うことになりました。ベルフェイスでの経験は非常に貴重であり、卒業してしまいましたが、今でも応援しています。

—【編集部】現在の会社に入社された経緯をお聞かせください。

元々タイミーは転職先の候補には入っていませんでした。とあるきっかけでCTOの亀田と知り合ったこと、その後に社外取締役の渡辺さんと繋がったり、既に退任されていますが社外取締役だった内河さんとも元々知り合いで(内河さんが社外取締役に就任していくことは知りませんでしたが)、そういったご縁がありましたね。色々と話を聞いていると非常に社会的意義があると感じました。なので入社を決めました。

—【編集部】今、どんなコトを任されていますか?

—【山口】 時期によって変動はありますが、執行役員や本部長の仕事内容が結構な割合を占めており、CPOと同じぐらいの割合ですね。CPOとしては、DoPの大歳と一緒に仕事を分解して組織作りや短期的な戦術を遂行しています。それ以外の中長期の戦略や単年の戦略や各戦術における評価も対応しています。

元々は、VPoTという立場でしたが、現在はテック面は亀田にお任せしており、エンジニアリングも最近VPoEとして赤澤が入り、組織もだいぶ整ってきましたので、完全に切り分けることになりました。

—【編集部】会社や事業のどんなところを魅力的に感じられていますか?

エンジニア組織として学習文化は非常に浸透していますね。各所で輪読会などがゲリラ的に行われており、先ほどお話ししたSpotifyモデルにおけるギルドがサークルのような活動を活発に行っています。学ぶことが本当に根付いていますね。

—【編集部】さて、ここで少し流れを変えて「20問20答」をさせてください。 私が質問を投げますので、考えずに、正直に、スグに答えてください。

Q1. 好きな漫画は?

A1. 漫画読むのが趣味でたくさん読んでいるのですが、その中でも日本三国(最近連載再開したばかりですが、これは非常に面白いです)とONE PIECE(最近の展開は最高に面白いですね)と野球漫画のBUNGO(最近読んでます)ですね。

Q2. 人情派? 理論派?

A2. 理論派ですね。

Q3. パン派ですか? ライス派ですか?

A3. どちらかと言えばライス派ですが、麺派です(笑)

Q4. 都会が好きですか? 田舎が好きですか?

A4. 田舎も好きですが、都会ですね。

Q5. 保守的? 革新的?

A5. 革新的

Q6. 好きなミュージシャンは?

A6. 実は普段は音楽を聞かないんですよね(バンド活動していましたが)。あげるとしたらタワー・オブ・パワーというバンドが好きですね。

Q7. これまでに仕事でやらかした一番の失敗は何ですか?

A7. いっぱいありますが、その中でも某システムを1時間止めたことですかね。

Q8. 犬派? 猫派?

A8. 犬派です。猫アレルギーでして、、

Q9. 現実派? 夢見がち?

A9.この二択であれば現実派ですね。でも夢は大きく持ちたいです。

Q10. 今、一番会いたい人は?

A10. いないですね。

Q11. 仕事道具でこだわっているのは?

A11. マシンのスペックですね。その他には、リモート環境としてマイクやヘッドホンや椅子は拘っています。

Q12. どんな人と一緒に仕事したいですか?

A12. タイミーのミッション『「はたらく」を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる』、ビジョン『一人ひとりの時間を豊かに』、そしてバリューに共感してくれる方と一緒に働きたいです。また、自分のテリトリーを決めてしまうのではなく、どんどん染み出していけるような人を求めています。

Q13. 社会人になって一番心に残っている言葉は?

A13. ガイアックス時代の上司に『生き急いでいるから、もっとゆっくり進んだら』と言われたことは結構心に残っていますね。

Q14. 休日の過ごし方は?

A14.手の込んだ料理を作ること。今まで一番大変だったのはブイヤベースですね。

Q15. 好きな開発言語は何ですか?

A15. JavaScript

Q16. 仕事の中で一番燃える瞬間は?

A16. 難しい問題を解いている時。

Q17. 息抜き方法は?

A17. タバコを吸う

Q18. 好きなサービスやアプリは?

A18. 仕事だとNotion。プライベートですと自宅の電球をPhilips Hueに切り替えましたが、すごく良いですね。アプリ側も良くできていますね。その他には、Sleep Meisterも使用しています。

Q19. 学んでみたいことは?

A19. 数学は好きなので、データサイエンスや統計などアナリティクス系が一番興味があります。 ただタイミーのアナリティクス部門のメンバーは非常に優秀なので、私が率先して学ぶ必要はありませんが、、

Q20. 最後に一言

A20. エンジニア出身者は料理と相性が良いと思うので、まだ料理をしたことない方にはオススメします。

—【編集部】現在の会社で何を成したヒトと記憶されたいですか?

—【山口】 事業の多角化を推進し、その基盤を築いた方ですね。私の本来の使命として取り組んできたことなので、もし印象に残っていただけるのであれば、それが私の意図した方向性です。

—【編集部】最後に同様のキャリアを目指される方にアドバイスはありますか?

—【山口】 最近、エンジニアからプロダクトマネジメントへのキャリアチェンジが増えていると感じます。このようなキャリアを目指す方々には、単にプロダクトマネジメントを表面的に学ぶのではなく、エンジニアリングを学んでいた時と同様に体系的に学んだり、実践の中で学んでいくことをお勧めします。

プロダクトマネジメントは非常に面白い分野です。エンジニアとしての経験から挫折してプロダクトマネージャーに転身するという文脈ではなく、むしろプロダクトマネージャーになりたいという強い意志を持ち、そのために努力していく姿勢が重要です。


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